監督から選手の皆さんへ

監督から選手の皆さんへ　　　　2012.12.17

６年生そして５年生、『茨城県スポーツ少年団スポーツ大会バレーボール競技』での
大活躍、お疲れさまでした。
そして、念願のベスト４、茨城県で第三位という素晴らしい記録を残してくれました。
選手にとって初めての県表彰、それは監督にとっても初めての表彰です。
何度も役員として大会に参加しても大会最後の表彰式はまったく無縁のものと思って
いましたが、現実にその当事者になると何と素晴らしいものかと感じました。

６月のファミリーマートカップのときのベスト８、その大会がスタートだったと思います。
今回の大会は、今までと違い、チームの笑顔がたくさん見られた大会でした。
もちろん緊張しているのはわかりましたが、それ以上に、笑顔があふれていました。
とくに、キャプテンの笑顔が素晴らしく、最後の大きな大会にふさわしいキャプテンの
活躍でした。
また、笑顔ではリホも負けていません。どんなときもニコニコしていてチームをどれだけ
救ってくれたかわかりません。
監督はこのチームの監督ができてとても幸せです。

１人１人、特徴のある個性的なこのチームですが、それぞれの仕事を完璧にこなして
くれたと思います。
できればもっとはやい時期に目覚めてくれれば・・・と思うのは私だけでしょうか？
長い20年という道のりでした。
あまりの長さにベスト4のすごさが頭では理解しているつもりが決勝に行けなかった!
という悔しさが先に浮かんできました。
たぶんみんなもそう思ったと思います。
試合終了後に大声で泣くナツの姿を見て、悔しさとうれしさと責任を果たしたという
わけのわからない感情が渦巻いていたと思います。

今回、一番感じたことは、キャプテンを中心としたチームの結束の固さです。
セッターのユウナにしても怪我の回復がこの大会に間に合うかどうか、悩んでいたと
思います。たぶんこの話をすると涙を流してしまうと思います。
りーさんの活躍、これも大きいです。
今までベンチを暖め続け、いつもベンチでは監督の愚痴を聞いてくれました。
リサにはいろいろなポジションをやらせてしまい、嫌いなアタッカーで今回頑張って
もらいましたが、じゅうぶんエースの仕事をしたと思います。
ホノカのアタック、素晴らしいです。あまり考えてなさそうに見えるのは思い違いで
しょうか？
あまりホノカにはあれこれ言いたくありません。このまま自由におもいっきりプレーを
させてあげたいです。大丈夫です。ホノカを助けてくれる７人の６年生がいます。

今回、ベンチで記録を中心に頑張ってくれたアヤカとリリカ。
あなたたちがいるからいるから６人が思いっきりプレーができるということをわかって
ください。その時その時に与えられた仕事をきちんとこなすことがチームの一員です。
今回その仕事をしっかりしてくれました。みんな感謝していますよ。
２人の残してくれた記録が次の大会にきっと役にたちます。

この時期の大会は、半年前と違い、中学生の大会と同じくらいのスピードや重さ、
それが当たり前の試合です。
５年生と６年生の差が少しだったのが今は大きく離れていきます。
それだけパワーの違うバレーになってきています。
そういうなかで少しでもバレーボールの楽しさ・すごさ・（格闘技に近いかも）
それを感じとってもらえれば５年生を参加させた意味があると思います。

ベンチワークをきちんとこなし、徹底して６年生にゲームに集中させようと
動いていた５年生。みんなのおかげで三位を勝ち取ったと思います。

これからは５年生が、成沢ＶＭＧとい看板を背負って羽ばたいていかなければ
なりません。素晴らしいお手本が目の前にいます。
残り３か月、しっかり盗んじゃいましょう。
簡単です。マネをすればいいだけです。考えると何もできなくなります。
まずはマネをしましょう。
少し、ハードルを高くしてしまいましたが、５年生なら跳べると思います。
監督・コーチ・マネージャーを信じて前進するのみです。

２日間とも朝早くから応援に来ていただいた　お父さん・お母さん・おじいちゃん・
おばあちゃん・中学生の先輩、ありがとう。
お父さんたちの声、迫力がありました。皆さんに感謝です。

さいごに、ある監督さんがこんなことを言ってました。
『成沢さんのチームは完成度が高いなあ～』　うれしい言葉です。
チーム全体を評価してくれました。
『見ていて楽しかった！感動だね！』　うれしい言葉です。

でも、もっともっとうれしい言葉！
ブログのコメント　『ナツは成沢でバレーができて良かったです。』
最高の言葉です。

監督もみんなに出会えてよかったです。