平成22年度 成沢ＶＭＧ入団式

*平成22年度　成沢ＶＭＧ入団式　　2010.4.10

みなさ～ん！入団おめでとう！
1年生から６年生、２６名が今年度も元気にコートを走り回ります。
みなさん、応援してくださいね。

【監督の挨拶を紹介します。つまらないでしょうけど少しだけでも読んでくださいね。】
今日の入団式に５つのお話をさせていただきます。
(1)　昨年は、新インフルエンザに振り回され、大きな大会にも参加できず、県大会上位を
目標に練習に励んでいた子供たちにとって、大きなショックを受けました。
10月には、活動・練習そのものが自粛（禁止）とされ、集まることさえできなくなりました。
６年生チームにとっては、目標を失い、その後の練習や気持ちに悪影響がでないかと
心配しました。
そのときに、みんなをしっかりとつないでいたのが『仲間』という言葉でした。
いままでは、『チームのため』という言葉を大事にしてきました。
２年前、ときどき練習を手伝いに来てくれていた成沢の卒業生で、ある高校のバレー部の
子が教えてくれた言葉です。
『友達は裏切るけど、仲間は裏切らない！』。その言葉が子供たちの心に強く響いたようです。
それ以来、成沢の仲間意識が強くなり、お互いをいたわる気持ちが強く出てきました。
練習中の掛け声や、『がんばれ！』の言葉に心がこもっていると私は思います。
これからも、仲間という言葉を大事に『仲間のため・自分のため・応援してくれる家族のため・
そしてほんの少しだけ監督、コーチのため』にがんばってほしいと思います。

(2)　成沢ＶＭＧはこの４月に１８年目に入ります。
子供たちの人生のごく一部ですが、小学校という大事な心身の成長を育てるこの時期に
子供たちとふれあい、また、その子の人生に関わるということは、すごくこわい気もしますが
監督・コーチたちは熱い想いで一生懸命教えています。
ともに泣き・ともに笑い、家に帰っては反省ばかり。
私自身、子供たちとの信頼関係ができているのか今でも不安になります。
でも、卒業してから何年たっても、たくさんの子供たちが体育館に来てくれています。
その子達の顔を見ると、信頼関係ができているんだなぁ。と思っています。
ある卒業生のお母さんが言ってくれました。
『この子にとって成沢が基本なんです。ここが一番落ち着く場所なんです・・・』
こういう子達と短い時間ですが、一緒に過ごすことができて大変感謝しています。
これからも、コーチたちと一丸となって熱く・熱く、バレーボールを通してふれあって
いきたいと思います。

(3)　今年度、男子のチームが結成されます。現在、その手続きや運営について協議中です。
成沢にも３名の男子が所属しています。成沢は１０年くらい前から男子が少数ですが
頑張っています。その子達のためにと市内の大会に出場できるよう交渉したりしました。
現在では、数多くの試合に参加しています。
しかし、理想は男子独自のチームです。全国大会に近いのは男子チームです。
日立市で何とか全国にいけるチームを作ろうと各指導者が動き始めています。

(4)　成沢ＶＭＧで一番注意をしていることは、『いじめ』です。
いじめといっても本人たちが気がつかないうちにいじめていたり、いじめられたりしています。
言葉の受け取り方や、表情とか、日常茶飯事でおきていることです。（成沢の話ではありません）
いつの間にかもとどおり仲良くなっている。こういうケースが多いと思います。
こわいのは、意識的にいじめることです。これは絶対許しません。
たとえ、キャプテンだろうが、エースだろうが、チームにとって大事なプレーヤーであっても
許せない行為です。そういう子は仲間ではありません。

(5)　毎年、言っていることですが、スポーツにはある程度、けががつきものです。
ですが、未然に防ぐことはできます。
つきゆびとか捻挫とかは注意をしていてもちょつとしたプレーの中で起きてしまいます。
しかし、おおきなけがはみんなの注意で防げると思います。
練習前のモップがけ、ポール・ネットの準備などに注意する。（おしゃべりをしない）
準備体操をしっかり行う、などなど。

以上5つのお話をさせいいただきました。
こまかいお話は、練習をしながらその場その場で子供たちに伝えたいと思います。
最後に、成沢ＶＭＧというチーム名を胸をはって言えるように
バレーボールをがんばろう！